おいしいお茶がのみたい―本物の日本茶を求めて産地を歩く

5.00
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 7
レビュー : 1
著者 :
タケウチアマネさん お茶系   読み終わった 

朝日新聞の記者だった波多野さんは、果敢にも「お茶の消費者離れの原因はやぶきた一辺倒、深蒸し一辺倒を是とする茶業界全体にある」「消費者に作り手ごと、産地、品種ごとの味わいが楽しめる産地別品種茶という多様な選択肢を提供しないといけない」と主張され、ライフワークとして各地のおいしいお茶の生産者を紹介してこられた方。
茶を飲んで感じる内容に、茶の品種から製茶の方法、保存の方法まで言い当てる鋭さも、現代のお茶事情の問題点を見極めていく武器になっているようだった。
僕たちとは2世代ほどの先人たちが、茶の品種や製茶方法について苦悩してきた歴史を共有してきた記録は、変化前と変化の現在の両方を知っている最後の世代の記録でもあるように思え、かなり貴重だ。
著者が取材した先の生産者も、なくなってしまった方が増えつつあり、現在ではかなり少ない。お茶について、これからどんなふうに、こうした方向性を共有、継承していくのか、とても心配だ。

レビュー投稿日
2010年7月11日
読了日
2010年2月6日
本棚登録日
2010年2月6日
0
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『おいしいお茶がのみたい―本物の日本茶を求...』のレビューをもっとみる

『おいしいお茶がのみたい―本物の日本茶を求めて産地を歩く』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

『おいしいお茶がのみたい―本物の日本茶を求めて産地を歩く』にタケウチアマネさんがつけたタグ

ツイートする