裁きの騎士に恋して (花丸文庫)

  • 白泉社 (2010年6月18日発売)
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本棚登録 : 111
感想 : 11
4

なんか…じんわり泣けました。
受の生い立ちが不憫だとか、大きなトラウマがあるとかではなくて、良くも悪くも本当に普通の、どこにでもいる男性なんです。
自分に自信が持てなくて、あまり言いたいことを言えなくて抱え込んでしまう大人しいタイプ。
日常に起こりそうなトラブルの連続で、疑心暗鬼になって追い詰められていく受が辛くて可哀想で泣けてきました。
そんな受を真摯に丸ごと包んで受け止めて支えようとする攻の存在が大きかったです。
この作品は3部作らしく、[金のひまわり][裁きの騎士に恋して][夜には甘く口説かれて]の順番となっているようですが、単体で読んでも問題はなかったです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: BL小説
感想投稿日 : 2021年1月22日
読了日 : 2021年1月22日
本棚登録日 : 2021年1月22日

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