何度も挫折しそうになりました。主人公の愚痴っぽい語り口や、長い文章に半ばイライラしました。が第9章あたりからそれまでの現在、過去のエピソードが一つにまとまったような勢いが生まれ、ラストまで一気に読めました。著者は若いのにどうしてこんなたそがれたものを書けるのでしょうか?深いです。読むのを止めないでよかったです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
外国のフィクション
- 感想投稿日 : 2011年7月1日
- 読了日 : 2007年11月7日
- 本棚登録日 : 2011年7月1日
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