爽やかなYAものやハートフルなものを連続して読んでいると、ガツンとした重いものが読みたくなる。
歌野さんはお初で、このタイトルに惹きつけられた。読み進めるだけでイヤな気分になるのに、最後の最後に奈落の底へ突き落とされる話から、明るい希望がほんのちょっと見える話まで、どれも読み応え十分だった。
令和の世ってSNSにヤングケアラー、毒親、LGBTQ、小さな親切が余計なお世話、まさにこの短編集に出てくることばかり。
生きづらい世の中だな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年5月24日
- 読了日 : 2024年5月24日
- 本棚登録日 : 2024年5月19日
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