まみまぬんでらだった。
この本、凄くまみまぬんでらだった。
友達とある人の悪口を言っていた時、
凄くまみまぬんでらだった。
その時ある人は、1人、
とり残されて凛と咲いていた。
恋愛小説のことが凄く好きな子を見ている時も、
お菓子をたくさん食べた時も、
大好きなぬいぐるみといる時も、
まみまぬんでらだった。
凄く、
まみまぬんでらだった。
ああ、そうだったのか。
今まで感じてきた
この感情は
まみまぬんでらだったんだ
「まみまぬんでら」という言葉が
出てくるまで私は、五十川さん側だった。
「なごむ」では、まだわからなかった。
まみまぬんでら、まみまぬんでら、
すごくしっくりくる。
この作品は短編集。
そして、上の文は「変容」という話。
他の話が衝撃的すぎて、
題名になっている
「丸の内魔法少女ミラクリーナ」
が日常的というか、普通の話のように感じられた。
「無性教室」という話が好きかな。
この話は、文章だけだからだろうか、
凄く生々しかった。
決して、
友達にすすめれるような作品ではないが
(すすめたけど)
面白かった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年2月27日
- 読了日 : 2022年2月25日
- 本棚登録日 : 2022年1月30日
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コメント 1件
たださんのコメント
2022/03/01