朝、普通に目覚め、食べるご飯があり学校に行く。
当たり前のように1日を終え、
当たり前のように朝を迎える。
そんな暮らしが出来ている私は、とても恵まれているのだと知った。
明日が来ないなんて考えた事なかった。
来ないで欲しいと思えるくらい、
平和な世界で暮らしている。
これは、10代の少女の物語。
私と同じ10代の少女の物語。
銃を構え人を殺す。
それが生きがい
戦後はどうすれば良いのと
少女は迷う。
戦争が自分の生きる意味
そのものだったからだ。
「戦いたいか、死にたいか」
この問いに私は答えれるだろうか。
自分の大切な人を目の前で殺され
故郷もぼろぼろにされた絶望の中で。
私は故郷が嫌いだし
多分戦う道を選ぶと思う。
ー何のために戦うのかー
少女はその問いに悩まされる。
敵を殺すため…?
いや、女性を守るためだ。
守るために殺す
自分の敵を殺す
敵は誰?
最後に題名の意味が分かる。
同志少女よ、敵を撃て
この本、やっと読み終わった…
一体何ヶ月かかったのだろう。
読書感想文のために読んだ本だ。
戦争の事だから難しいんだろうなと思い、
苦手なタイプの本だと決めつけていた。
まぁ、苦手ではあった。
でも読んで良かったと思う。
戦争の本当の怖さを知れたし、
自分の愚かさにも気づけた。
戦争は終わったはずなのに
ロシアとウクライナの戦争が今、
起きている。
平和な世の中なんて
世界が滅びたとしても
訪れないだろう。
そう、思った。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年8月29日
- 読了日 : 2022年8月19日
- 本棚登録日 : 2022年8月19日
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コメント 5件
みどりのハイソックスさんのコメント
2022/08/30
読書は聴くものですさんのコメント
2022/10/30
みどりのハイソックスさんのコメント
2022/10/31
青格子さんのコメント
2023/03/29
みどりのハイソックスさんのコメント
2023/03/31