ハーバード×MBA×医師 目標を次々に達成する人の最強の勉強法

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  • ディスカヴァー・トゥエンティワン (2016年2月11日発売)
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感想 : 49
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再読。著者も複業、というか複数の専門領域をもったハイスペックパーソンといったところだろうか。

「勉強で大きな結果を出している人と出せない人の間にある差は、勉強に対する考え方と環境づくり、そして簡単なスキルであり、生まれ持った頭の良さではありません。」
と著者は言う。
ただ残念ながら、それに対して多く人は、いや無理だから!と思うことだろう。

この手の方はここ数年ちらほら目にするようになった。

天才がオリジナリティあふれるハウツウを書いている本、よりは万人が手にしやすく。
でもその「自己統制」というか「努力できる才能」に、共感できないまま本棚に収まる類の本。

…先日読んだ 「やりたいことの見つけ方」。とてもわかりやすかった。自己啓発の、「やりたいこと」なんて議論つくされた感がある領域にあって、目新しかった。
かの本のような、若い世代によるメソッドとして噛み砕く解説本が今後もっと増えていく気がしている。
これらは本書のような「異様に自己統制力が高い人のメソッド」と、「凡人」をつなぐ領域をより無理なく言語化してくれるかもしれないと今から期待している。

だいたい、ほんの少し前まで、日本は皆似たような生き方をしていたのだ。終身雇用。世間。人並み。
そこに、オリジナリティで突き抜ける人々が発言力をもてるような局所的な社会変化があり、
次に凡人にまで個性を求めるゆとり時代を経て、
従来の価値基準のままだと傾国の現状がある。

私は本書のような作品がとても好きだったりする。元気をもらえるから。著者とはほぼ同世代だったりする。だからこそ感じる感慨もある。

これらの本をもし10代の自分が読めていれば、きっとおそろしく人生が違っただろうとも思いつつ。
生き方の多様性からいえば日本は少しずつ良くなっているなぁと希望を感じる。そんな一冊である。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年11月30日
読了日 : 2020年11月30日
本棚登録日 : 2020年11月30日

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