大人になると公的にも私的にも様々な出来事が起こって、時々身の置き場がないような心もとない気持ちになる時がある。
SNSも発達し、人の心が見えすぎて疲れたり、インパクトの強い意見に引き摺られて 自分の心を蔑ろにしてしまうこともある。
忙しない日々の中で、いつの間にか少し疲れてしまったとき、この本を読むとふっと肩の力が抜けるような気がする。
昼過ぎのまどろみの中、遠くのラジオで誰かが話しているのを聴いたような、心地よい読了感。
読んでいく中で、取り入れたいところは取り入れればいいし、違和感があればそれはそれでいい、と言われているような自由さがあった。
そもそも作者の方があまり読者に期待をしていない雰囲気が、自分にはありがたかった。
ひとつひとつの項目が2〜3頁で、眠る前に少しずつ読むにはちょうどよかったです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
生き方
- 感想投稿日 : 2022年1月2日
- 読了日 : 2022年1月2日
- 本棚登録日 : 2022年1月2日
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