児童小説らしく分かりやすい文章で、内容も複雑じゃない。脳性麻痺の少女が殺人を打ち明けられたというあらすじから、本気のサスペンスを期待したら物足りないと思う。
でもこの本にはたくさんの感情が詰まっていて、いろんな気持ちを味わった。
心無い言葉には腹が立つし、疑わしい男には恐怖を感じ、家族が大好きだという気持ちが溢れる。パパの選んだ誕生日プレゼントはさすがだなあ。
相手を思ってしたことに喜んでもらえたら嬉しい。ママへのあの「イエス」には胸がいっぱいになった。
主人公はまだ十四歳で、この先いくつもの可能性があるんだと思えてよかった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年10月30日
- 読了日 : 2020年10月30日
- 本棚登録日 : 2020年9月29日
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