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62人の作家によるショートショート集。
総ルビだし子ども向けなのかな。本の紙が薄いミントグリーンなのが素敵。

コロナ禍を前面に出しているものもそうでないものも、優しく寄り添ってくれるような、少しだけ明るい気持ちになれるような読後感だ。
しかしまとめて読むと、コロナばっかりもういいよという気分になるので、寝る前などに時々2、3編つまむのが丁度よかった。

乗代雄介さんの「さいごのしれい」は可愛かった。
おじいちゃん、お茶目だわ。

大沼紀子さんの「往復書簡」は胸がきゅっと締め付けられた。
先のことは分からないけど、私はやっぱり未来を見たいと思う。そう思えるって幸せなんだな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ちょっとした時に
感想投稿日 : 2021年12月31日
読了日 : 2021年12月31日
本棚登録日 : 2021年12月31日

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