日本国憲法の草案を、戦後GHQのスタッフが作成し、かつ、人権条項については日本で育った22歳の女性が作成したなんて、驚きの連続だ。
戦後、日本では当然のように男女平等が謳われ、自力で復興したかのように思っていたけれど、GHQの大きな後ろ盾かなければ、今とは違った日本になっていただろう。
土井たか子さんもおっしゃったとおり、草案者であるベアテさんが、憲法学者といった専門家ではなく、生活者であったこと、人が幸せになるために何が必要か本質をズバリと書いてくださったことが良かったと、本当に思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ドキュメンタリー
- 感想投稿日 : 2019年7月21日
- 読了日 : 2019年7月21日
- 本棚登録日 : 2019年7月8日
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