格差を認識しているのは主にアンダークラス(負け組)であること。
“自己責任論”はアンダークラスが自分自身をさらに追い詰めてしまうイデオロギーであること。
“新中間階級”の親に育った子どもが“新中間階級”になれず、強い敗北感を感じていること。
女性は、結婚相手の階級に依存せざるを得ないこと。
書かれていた内容が、共感できることばかりで、
そして、誰にも言えなかったことばかりで、
言えたとしても、負け組同士で愚痴り合うことしかできなかったことばかりで、
なぜ、こんなに私たちのことをわかってくださるのだろう、と。
“アンダークラスの労働も評価されるべき。”
誰も言ってくれないことを、なぜ言ってくださるのだろう、と深く感銘を受けた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
思想
- 感想投稿日 : 2018年6月9日
- 読了日 : 2018年6月9日
- 本棚登録日 : 2018年6月9日
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