New York Trilogy (Faber Classics)

著者 :
  • Faber & Faber (1999年4月5日発売)
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本棚登録 : 40
感想 : 7
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アメリカの文壇を代表する作家の一人Paul Austerの「ニューヨーク三部作」です。その名のとおりニューヨークを舞台とした3つの話、"City of Glass","Ghosts","The Locked Room"が収められています。どの話もかなり謎めいていて、登場人物、物語、テーマの全てがあやふやです。かといって支離滅裂というわけではなくどの話も一応ひとつの話として完結はしています。そういうわけでこれは読む人の感性によって色々な見え方をする作品なのではないかと思います。また、自分なりの解釈を見つけた後は巷に出回っているこの本についての多くの評論を見てみるのもいいかと思います。これはレポートの課題で出されたので仕方なくやったのですが、自分はそうすることで「文学を評論する」というのがどのようなことなのかいい勉強になりました。本の読み方が少し変わるかもしれない一冊です。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2006年2月5日
本棚登録日 : 2006年2月5日

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