一年とは短いようで、人生の全て、始まりから終わりまでの一連の流れがそこには集約されている。そこには必ず一つのベクトルが敷かれており、その流れは何者にもどうする事も出来ない。人はその大きな流れに絶望し、感嘆とする。空虚な流れを、パリに住むある階級の男女間の交流に描いたフランソワーズ・サガンの第3作目。
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- 感想投稿日 : 2012年12月9日
- 読了日 : 2012年12月9日
- 本棚登録日 : 2012年6月1日
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