明治大正の人妻たちの奔放列伝。離婚を繰り返したり、子供をたくさん生んだり、やたら死んだり、今って世の中大分変わったんだなあ、としみじみしました。
一個一個が濃すぎるエピソードで、恐らくひとりでそれぞれひと小説になっているくらいの話を、これくらいの量でぽんぽん紹介する形式は、変に人妻たちの情念なんかに同調せずに済むので良いです。
この本で物足りなかったらそれぞれの細かい話を調べてみたら、連続ドラマができるかも。
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- 感想投稿日 : 2013年4月21日
- 読了日 : 2013年4月21日
- 本棚登録日 : 2013年4月21日
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