すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な"方法

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  • 文響社 (2016年7月27日発売)
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なんで、こんな本ばかり手元にあるのか?
という具合で、予約の順番がまわってきたのであった。

作業療法士の菅原洋平さんいわく、

すべては「脳」の反応しだいなのだということがわかった。

起床から4時間後に、頭がすっきりしていなければ、それは睡眠管理に問題あり。
睡眠不足が敵!

・眠る前は、なにもせず、布団=眠るの構図を作る
・平日と休日の起床時間差を1時間以内にする
・朝目覚めたら、太陽光を浴びる~16時間後に眠くなる。
・起床から6時間後に1~30分、目を閉じる
・起床から11時間後には眠らず、身体を動かす。
・翌朝起きる時間を3回唱えてから眠る。

つづける。

脳は内臓

脳は見せたら、さからえない。
罪悪感は脳の天敵~やってはいけないこと=満足感
ものはもとの場所へ~違う場所はストレス

脳も身体 指令をうけている

脳は他人を真似する~ミラーニューロン
すぐにやらない方を真似したがる
真似したい人の横に並び、まねる。

あえて、まねしないのもあり

脳が自分から動きだす言葉の正体
1主観的な言葉~めんどうくさい、やりたくない~感情そのまま
2客観的な言葉~書類が山積み~状況を描写する言葉
3経験的な言葉~見えてるけど、手を伸ばせない~今の状況をどのように感じているかと表す言葉。主観的と客観的の間

脳を動かしていくことで、脳の問題を解決。
使うのは「言葉」(経験的な言葉)
~自分が体験したことを、言葉にして話す

言葉と記憶の関係性
・体験したことは言葉にしないと、曖昧な記憶でしか保存されない
言葉はインデックス、思い出すきっかけがなければ、わすれてしまっているのと変わらない。

雑談の中の経験的な言葉
いちいち判断しない
~みたいと言い換えてみる

外言語~音として耳から入り、脳に強い指令となる
内言語~つぶやき~ネガティブだと脳にその指令が伝わる


体験の言葉=Language of Craftわざ言語

他人のできたを脳に見せない
望まない状態を言葉にしない

人はそれぞれ自分だけの「メンタル文法」を持ち、そのフィルターで人の話を聞く。(自分の理解しやすい形にあてはめている)

言葉を変えると思考が変わる、脳内文法の書き変え方

状態+すぐやる
負けられないから、すぐやる
ほめられるから、すぐやる
人のため、頼られた、許せない などなど

未知の分野の人同士の話に聞き耳を立てる

感触は脳活性化の強制スイッチ
感触が豊かになると実際に身体がうごきやすくなる。
感触を豊かにすることは、脳が正しく指令をさすこと、そして身体を動かしやすくすること。

感触を感じるしくみ
1温かい、冷たい、痛い、かゆい~自由神経終末
2でこぼこ押された時の圧力を感知する~メルケル細胞
3ゆっくりとした振動を察知する~マイスナー小体
④すばやい細かい振動を感知~バチニ小体
5皮膚が伸びたことを感知するとされる~ルフィニ小体

貯まった脳の疲れ
脳の省エネ~何も考えなくてよい状態=いつも通り
脳の負担を軽くする=ふだんの自分の身体の使い方を知る


思考の根源の「~すべき」はそれだけで脳にチャレンジを強いている

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年11月23日
読了日 : 2017年11月23日
本棚登録日 : 2017年11月23日

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