2020/05/19
<要約>
ビジネスで大成功を治めた巨星たちの解説本。
<感想>
池上彰独自のバイアスはあるものの、ルパート・マードックやドナルド・トランプ、コーク兄弟など、必ずしも善人とは言えない人も多く、興味深く読めた。特にルパート・マードックの常軌を逸した野望の物語は、まさの映画の悪役にピッタリと思える。
ところで、池上彰は寄付をした人々を本の中で持ち上げていたが、大富豪になってその資産の多くを寄付したら偉人になるのかというと、疑問に思う。突き詰めれば、その人は結局自分が使いたいことにお金を使っているに過ぎないからだ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
社会・経済
- 感想投稿日 : 2020年5月19日
- 読了日 : 2020年5月19日
- 本棚登録日 : 2020年5月19日
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