古本屋開業入門: 古本商売ウラオモテ

著者 :
  • 燃焼社 (2007年5月1日発売)
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本棚登録 : 159
感想 : 21
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古本屋入門というより、「なぜ、古本屋になることを勧めないか」というような内容の本。古本屋になろうと思う人は必読。どれだけ大変な仕事なのかがよくわかります。
とくに印象的だったのが、最後のセドラーに捧ぐの章に書かれていた文。「いまは、貴重な本という人間の財産がゴミとして捨てられている。本にとっては受難の時代です。それを、一冊でも救うことが出来るのは、あなた方だと思います。(中略)一冊でも貴重な本をこの世に残してゆくことが、あなた方の使命だと思ってやってください」。世のブックオフセドラーたちにも読んで欲しい本です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2013年5月16日
読了日 : 2013年5月16日
本棚登録日 : 2013年5月16日

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