人口論 (光文社古典新訳文庫 Cマ 1-1)

  • 光文社 (2011年7月12日発売)
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本棚登録 : 323
感想 : 27
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とにかく繰り返しと比喩表現が多く、内容云々よりそちらの方が興味深かったです。歴史的事実も、人口という切り口で見ると新鮮でした。

神の領域に関してはキリスト教圏ならではって感じですね。それゆえ、中には理解できないところもありました。最後の、悪の正当性についても、若干腑に落ちない部分がありましたが、それだけまだ自分の考えが未熟なんだろうと思います。

新訳ということで、非常に読みやすい印象がありました。こういう古典に対する再認識って大事ですね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2014年3月26日
読了日 : 2014年3月26日
本棚登録日 : 2014年2月25日

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