星の子 (朝日文庫)

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本棚登録 : 1046
レビュー : 78
著者 :
catyさん    読み終わった 

 表立っては大きな事件はなく、『こちらあみ子』ほどのインパクトもなかったけど、ほんとは異常なものが、日常に当然のようにある感じはリアル。『愛のむきだし』や『教団X』のように、いかにもカルト宗教を描きました!って感じではなく、そういう面があるのを臭わせながらも、中にいる人は何がほんとなのか分からずに信じてる様子を描いてる。そして、中の人はお互い仲良しで、基本、いい人。ちひろも家族に愛されてるから、信じるしかない。
 ちひろには、外の世界の親戚や、友達がいるから、これからの彼女の人生は拓いていくかも知れないし、そういう暗示だってあると思うけど、でも、そうじゃないかも知れない。この辺のバランスが絶妙なのかも。ただ、村田沙耶香が絶賛するほど感動はしなかった。

レビュー投稿日
2020年2月6日
読了日
2020年2月5日
本棚登録日
2020年2月6日
3
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