閉鎖された村で主人公も村八分で悲惨な目にあうかと思ったら状況はそこまでキツくなくほっとした。序盤の風車の雰囲気が不穏でよい。カイチが出てくるところがある意味一番の主人公の見せ場で、あとはなんかひたすら会話してたりでいまいちしまらない。途中で人物相関図を出して欲しかった。結局逆さ釣り死体があそこまで悲惨な目にあう意味があったのかだろうか。ぶっちゃけあさひをもっと早めに出して安楽椅子探偵させてたほうがキャッチーだったよね。主人公が自力で動くというより狂言回しになっちゃってたのがこのあっさり感の理由の気がする。
なんとなく、勉強しました感がただよう一冊であった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年11月8日
- 読了日 : 2016年11月8日
- 本棚登録日 : 2016年11月8日
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