長距離ライダーの憂鬱―オートバイの詩 (角川文庫)

著者 :
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感想 : 5
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2012/10/17読了

とある夏の日々の女性ライダーと、勢いから二人の女性にプロポーズをしてしまった男の短編物語。
美雪はオートバイと一緒に、夏の道をひた走る。
熱気、雨天、そんな夏の空気の中を彼女は走る。
そこには出会いと別れがある。ほぼ全てがフリーだ。
持て余すほどある「自由」の中を、彼女は走るのだ。
対して、二人の女性に結婚を申し込んで"しまった"祐介は、苦悩の中にいる。幸せを、右と左に等しく振り分けてしまったからだ。

対照的な二者。第三章では、この異なったふたりが出会う、もしくはすれ違うようなにおいがある。二人のライダーは、この先に何を見るのだろうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2012年10月18日
読了日 : 2017年9月21日
本棚登録日 : 2012年10月18日

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