三匹のおっさん (文春文庫)

4.15
  • (1775)
  • (2051)
  • (813)
  • (99)
  • (20)
本棚登録 : 13557
レビュー : 1488
著者 :
ひとこさん コメディ小説   読み終わった 

2012/04/23読了

こんなに頼りになる危険なおっさんがかつていただろうか。
最強のおっさん三匹が、ご町内の悪事をばったばったとなぎ倒す痛快コメディ!読んでいてすごく爽快な気分になった。
ただ、現代社会の悪い部分をこうも巧みに書いてあるからの相乗効果なわけであって…。そこはさすがの有川女史。
現代の脆弱な部分とか、便利だったり効率がいいシステムだからこそ起きるトラブルなんかにも焦点を当てている。で、若者と還暦のおっさんらそれぞれの視点でそこを見つめることができるっていうのも面白い。
ズッコケ三人組とは違ったベクトル。というか、やや過激。

そしてやっぱり有川さんは読者の期待を裏切らない。祐希と早苗の恋愛描写も素敵だ。(というか、本命はこれだ)
おっさんたちの戦闘シーンもさながら、こちらの青春ストーリーも見逃せない。

最近のおっさんはケータイやGPSを巧みに使いこなす。その上、柔道と剣道の達人と、犯罪スレスレのスタンガン武装で身を固めたおっさんが悪を懲らしめる。実に面白く、気分晴れやか。是非。

レビュー投稿日
2012年4月24日
読了日
2017年11月2日
本棚登録日
2012年4月24日
3
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『三匹のおっさん (文春文庫)』のレビューをもっとみる

『三匹のおっさん (文春文庫)』のレビューへのコメント

ビブロスさん (2012年12月5日)

なんか有川さんの「キケン」の青年たちの未来って感じがします、この三人組.

コメントをする場合は、ログインしてください。

『三匹のおっさん (文春文庫)』にひとこさんがつけたタグ

いいね!してくれた人

ツイートする