子連れ貴族のお世話係 (ソーニャ文庫) (ソーニャ文庫 ち 1-2)

著者 :
  • イースト・プレス (2014年12月3日発売)
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感想 : 5
5

ネタバレあり

身分違い、年の差、そして子持ち!
好きな女子たちは多いでしょう。

主人公のリンは、働き者のしっかり者。
子持ち貴族ライアンは飄々としてつかみどころがないけど、決める時は決めてくれます。
もう1人の主人公、ライアンの息子ルイスがかわいい。

内容は、ライアンとルイスに気に入られたリンが、使用人として働き始めるところから始まります。

ライアンが主人を務めるアングラード家の人たちも、みんないい人ばかり。
執事も、メイド頭も、メイド仲間も、みんなリンに理解してくれてる。普通だと意地悪する人が出て来るんじゃないかと思うけど(笑)

代わりに絶対勢力がリンたちに襲いかかります。
国王!出生の秘密!権力争い?
王道です!登場する男性キャラ(執事のウォルターさんと、リンの家族以外)全員に、出生の裏側があります。

揉め事の終わり方に、少しモヤモヤした物が残るけど、収まるべきところに収まったかな。

ライアンの前妻、サンドラだけは滑稽で、憐れ。けど救いようがないのも事実。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年12月10日
読了日 : 2014年12月10日
本棚登録日 : 2014年12月6日

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