海賊とよばれた男 単行本 上下セット

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海の物語
とのことで、
「あの」百田尚樹氏著ではあるが
手に取った

さすがな筆力
上下2冊一気読み

社員は家族
タイムカードなし、出勤簿なし、定年なし
労働組合なし、残業手当なし

戦後復興の際の
「国岡商店は赤字になっても良い、家族を守るのだ、日本を守るのだ!」
精神はカッコ良い

間違ったことは間違っていると言い切る胆力
も素晴らしい

会社が少人数の時は良い
利権などにとらわれず「正義」のためにがむしゃらに働くところなど、正に日本的、美談

最後まで、それでは、ダメでしょう
逆に
独裁者

せっかくカッコ良い主人公だったのに
最後は気持ち悪くなってきた・・・
「逆らったら殺す(そして実際、殺している)」くらいの醜談が隠されていそうだ

出光興産の小説
虚構の城(高杉良著)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2016年7月13日
読了日 : -
本棚登録日 : 2016年7月13日

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