わたしも論文を書いたときに、たくさんの論文を読んだけれど、多くは過去を振り返ったデータや、母数の少ないもの。そもそも、学生を対象にしたものばかりで、それを一般的な社会人にも当てはまるかのように説かれたものが多くて、信頼に当たらないと感じるものが多かった。学生を選んだのは調査費や労力を鑑みてのこととしか思えなかったからだ。もちろん、それが学校教育に関するものであれば、最適だが、多くはそうではない。
この尖った本を鵜呑みにするのも良くないとは思うが、バイアスは気づけばかかるものなので、一読して損はないと思う。ただ、気付けないほどひどくかかってる人もいるし、急に考えが変わる人もいるだろう。
ただ、読み進めていくと、「あなたは間違ってるんです!」って技術者に何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度もあの手この手を尽くして怒られている気持ちになってくるw
一言でいうと
「データやグラフを鵜呑みにしちゃいけないよ。詳細はこの本で」
以上です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
math
- 感想投稿日 : 2020年4月2日
- 読了日 : 2020年4月2日
- 本棚登録日 : 2019年4月13日
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