「人が使いわけていることを『差別』といい、本音と建前でたくみに世渡りしている人は『詐欺』となる。だから、普通の人たちなら気にもとめないほんのちょっとのことですごく悩む…」
彼女のお父さんのことばに戦慄。
程度の差はあれど、私もそうやって今まで生きてきて、今も少なからずそうなっている。
だから生きにくいのだなと。
なんてこった…。
彼女の日記や漫画などの表現は、それは違うよ!と思う反面、すごくよくわかるのだ。
そういう自分にまた衝撃うける。
家族と著者とのあいだで、何かしらあったのか、絶版になってるようで、
日記やらカルテやら、かなりの個人的なことと著者の診断ともつかない想像やら分析やらあるけど、
内容は、とてもありがたいものだった。私にはかなり刻まれたもの。
彼女の日記が改版で出るのでそちらもたのしみ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
アスペルガー/自閉症
- 感想投稿日 : 2014年2月20日
- 読了日 : 2014年2月20日
- 本棚登録日 : 2014年2月20日
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