村上春樹作品の中では、「ノルウェイの森」と並んで苦手なタイプの話だった。笠原メイ、加納マルタ・クレタ、ナツメグとシナモン、それぞれ象徴するものがあったのだろうけど意味深なのになんだかわからないエピソードが多くて途中本気で読むのがつらくて何度か放りだした(笑)でも、なぜか井戸からワンダーランドに繋がる展開以降は違和感なく、あぁ村上ワールドだなぁとよくわからないままなんとなく納得させられてしまった不思議。この作品を通じてノモンハン事件のことを知れたのはよかった。
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- 感想投稿日 : 2021年8月9日
- 読了日 : 2021年8月9日
- 本棚登録日 : 2021年8月9日
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