社会契約論 (岩波文庫)

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レビュー : 54
ちぃさん 社会学   読み終わった 

社会契約/法は自己保存を享受するために人類が編み出した。
我々は生まれながらに自由であり、縛られている。
個々人すべての意思がまんべんなく反映された一般意志こそが法の理想形だが、実際は部分社会や対立構造、あるいはドレイの状態に陥った主権者により、完璧な一般意志を構築し執行することは難しい。

国家のために戦うことが義務、それは、これまで国家によって生命の安全を保障してされていたのだから、その対価、ということをすっかり忘れていた。
同意はしかねるが。
政治体も(人間が生み出した以上)人間の身体同様生まれた時から死に向かっている
主権は譲り渡せない、分割できない、代表されることもできない

ローマ史について、高校世界史の知識で止まっていたけれど、もっと深く知りたくなった。

まさか、教科書に出てくるような本を読んでこんなにも面白いと思えるとは意外だった。

生まれながらにして自由であり、縛られている私たち。
政治がうまく回らず、弱者を作り続ける社会の構造
その疑問の核たる部分に触れた。
でも、この一冊だけじゃ不十分。
引き続き多角度から“社会”とは何たるかを検証したい。

レビュー投稿日
2016年3月23日
読了日
2016年3月23日
本棚登録日
2016年3月23日
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