Fahrenheit 451: A Novel (English Edition)
- Simon & Schuster (2011年11月29日発売)
本棚登録 : 4人
感想 : 1件
読み始めてすぐ、「なんでこの世界観でみんな識字ができるん?」「書き記す習慣のなければ普通口承文化が発達するでしょ。」とか穿った思いが頭をかすめましたが。。たしかに映像、音声メディアを絶えず受容していたら老人の話なんて聞かなくなるよね。でも、まさかその疑念が最後に生きてくるとはっ( ゚Д゚)しかしこうして、一般意思の圧力や、退屈からはみ出していくヒーローにはいつも憧れを覚えちゃうのだな。なんとなくアメリカっぽくない印象を受けたけれど、下敷きになった出来事があると知ってびっくり。赤狩り。ちょっと調べてみよう。クラリスのBut they all say the same things and nobody says anything different from anyone else.という言葉、他人事とは思えませんよ、ね…?
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2016年9月13日
- 読了日 : 2016年9月13日
- 本棚登録日 : 2016年9月13日
みんなの感想をみる