前作を読み終えた途端、2冊目を渡された。
山登りをする人はほとんど怪異に合っているのかってくらい、怖い話がわんさか出てくる。著者は、この本を読んだあとに、山をもっと好きになってくれればってあるけど、好きになるかな…怖いが先にたつかな…。
山の怪異って、ずいぶんはっきり知覚できる話が多い印象だった。日本の怪談は、音は聞こえるけど姿ははっきり見えない、確認できないけど感じられるみたいな、霞がかったような話が多い(ように感じる)けど、この本には、前を歩いている親子が、すれ違った登山者が、実は!ってパターンもあって、会話したり一緒に山登りしたりしてんだよねえ。
怪談って、ある程度パターン化していて、途中まで読むとだいたい話の展開がわかってしまうんだけど、わかっててもやっぱり怖いし、最後まで読んでしまうよね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2019年3月31日
- 読了日 : 2019年3月30日
- 本棚登録日 : 2019年3月31日
みんなの感想をみる