初めて読む作家さん。5つの連作短編集。
江戸時代風の日本(日本と書いてあったっけ?)に、人間と見分けがつかないほど精巧にできた「伊武」という名前の機巧人形がいた。
その「伊武」を中心に、機巧職人の久蔵、公儀隠密の甚内らが絡んでストーリーが綴られるのだが、その架空の江戸の世界観に最初からぐっと引き込まれてしまった。機巧人形はそう言われても信じられないほど精巧で(そこは、SF)、読み手にも「伊武」は一人の美しい女性としか…。
「伊武」は涙も流すし、恋もする…。まるで心があるように。
なんという話だろう。余韻まで素晴らしい。
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- 感想投稿日 : 2017年11月22日
- 読了日 : 2017年11月22日
- 本棚登録日 : 2017年11月22日
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コメント 8件
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2017/11/23
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2017/11/23
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2017/11/28
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2017/12/05
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2017/12/07
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2017/12/08
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2017/12/09