カツベン! (朝日文庫)

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本棚登録 : 13
レビュー : 3
著者 :
chiiisax23さん  未設定  読み終わった 

「活動弁士」という未来では消えてしまう仕事に
情熱とプライドを持って勤しんだ若き青年の物語。

あまりに内容が薄かったので
映画でもう一度見たいと思った。

時代背景、当時の生活環境や文化など何一つわからない、「小説」というくくりで見ればかなり手抜きな作品だった。


俊太郎の、「活動弁士」への熱意ももちろんだが
山岡の抱えていた闇の方にわたしはより興味を抱いた。

自分たちの仕事はいずれなくなっていく。
必要とされなくなっていく。
聴く人の邪魔になっているのではないか。


それまでプロとしてプライドを持って
第一線で活躍した男の、本音な気がした。

(今、振り返って見て
 少し笠井さんと重なる部分があった。)


活動弁士たちはその後、どうなっていったのだろう。

映画でそれぞれのディティールを
拾ってくれることを願う。

レビュー投稿日
2020年2月15日
読了日
2020年2月13日
本棚登録日
2020年2月15日
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