- 書評・時評・本の話---1978-2008
- 中沢けい
- 河出書房新社 / 2011年3月16日発売
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【読書がしたい】
700ページを超える厚い本です。幼い頃ランドセルを背負ったまま通った本屋の話、市立図書館によく行っていたこと、次第に行かなくなった理由などが書かれています。時間をかけて読みたい一冊です。
2012年6月29日
- ページをめくる指―絵本の世界の魅力 (平凡社ライブラリー か 38-1)
- 金井美恵子
- 平凡社 / 2012年4月12日発売
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【絵本を読む】
ピーターラビットやマドレーヌのような誰もが知る有名な絵本だけでなく、『せきたんやのくまさん』など名作も紹介されています。寝る前に暖炉の前で絵本を読むくまさんの後ろ姿は愛らしい!
2012年6月29日
- IDの秘密 (丸善ライブラリー 380 情報研シリーズ 14)
- 佐藤一郎
- 丸善出版 / 2012年4月6日発売
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【読みやすい新書】
バーコードやICタグ、電子カードなど様々なIDについて書かれています。郵便物には配達段階で通常肉眼では見えない特殊インクがつけられているそうです。はじめて知ることの方が多いかも知れません。
2012年6月29日
- これからの日本のために 「シェア」の話をしよう
- 三浦展
- NHK出版 / 2011年2月24日発売
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【これからの生き方を学ぶ】
1980年代は消費、90年代は自分探し、今は他者とのつながりが時代のキーワードになっている。自分が何をもつか、何であるかよりも、みんなで何をするか、何に共感するか、が重視されている。
2012年5月22日
- 上野先生、勝手に死なれちゃ困ります 僕らの介護不安に答えてください (光文社新書)
- 上野千鶴子
- 光文社 / 2011年10月18日発売
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【読みやすい新書】
上野さん曰く、既得権をもつ集団が内部改革によって変化する
ことはない。一方、古市さん曰く、既得権側に入ることはバカらしい。このように世代間の違いを読み取ることができる一冊です。
2012年5月22日
- ナマコを歩く―現場から考える生物多様性と文化多様性
- 赤嶺淳
- 新泉社 / 2010年5月10日発売
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2012年5月22日
- 本へのとびら――岩波少年文庫を語る (岩波新書)
- 宮崎駿
- 岩波書店 / 2011年10月21日発売
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【読みやすい新書】
著者は本書の最後で次のように述べている。目の前の子どもの存
在を見たときに、「この子たちが生まれてきたことを無駄だと言いたくない」この本には、子どもたちへのエールがたくさん詰まっています。
2012年5月22日
- 女子学生、渡辺京二に会いに行く
- 渡辺京二×津田塾大学三砂ちづるゼミ
- 亜紀書房 / 2011年9月24日発売
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【生き方を学ぶ】
本書は津田塾大学の学生と渡辺氏との対話形式をとっている。海外に行くという経験は、ある種の親殺しであると表現した学生がいる。学校、仕事、子育てと多様なテーマがあって興味深い。
2012年5月22日
- あなたと読んだ絵本のきろく: そして大切な学校図書館のこと
- 柴田幸子
- 石風社 / 2010年6月1日発売
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【実習に活かす】
絵本だけでなく学校図書館について多く記述されている。法律が
制定され50年が経っても、変わらぬ現状に著者は憤っている。それは子どもたちの成長のためを思う気持ちの表れに違いない。
2012年5月22日
- 預言 (ハヤカワ・ノヴェルズ)
- ダニエル・キイス
- 早川書房 / 2010年5月7日発売
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【注目(!)の小説】
若く美しく心を病んだ一人の女性の物語。『アルジャーノンに花束を』『24人のビリー・ミリガン』(←図書館にあります)の著者ダニエル・キイスにとって12年ぶり(!)の新作小説です。
2012年5月23日
2012年5月22日
- 世界を知る力 (PHP新書)
- 寺島実郎
- PHP研究所 / 2009年12月16日発売
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【世界とは何か】
我々は、世界を知るためにメディアを活用します。例えば、テレビやインターネット。でもそれだけでは「世界を知る」のではなく、「世界を見る」だけにすぎないのでは?本書を読めば本当に知るとは何かがわかるはず。
2012年5月22日
- カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩 (中公新書)
- 竹内正浩
- 中央公論新社 / 2011年9月22日発売
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【読みやすい新書】
歴史(歴女)ブームが、発展してきた。地図を片手にゆかりの地を散策するのが流行っている。次回東京へ、いや江戸に行くまでに読んでおきたい本である。カラー版なので見ているだけでも楽しめる。
2012年5月22日
- 不便から生まれるデザイン: 工学に活かす常識を超えた発想 (DOJIN選書) (DOJIN選書 42)
- 川上浩司
- 化学同人 / 2011年9月30日発売
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【読書がしたい】
本書では「不便の益」の事例を様々な分野に渡り紹介している。
例えば図書の世界では、知的書評合戦と言われるビブリオバトル。ネットと比べ不便だが、時に学生が教授を負かすこともあるらしい。
2012年5月22日
- 使い分けるパソコン術―タブレット、スマートフォンからクラウドまで (ブルーバックス)
- たくきよしみつ
- 講談社 / 2011年9月21日発売
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【読みやすい新書】
今ケータイ電話を持つ人の中には、スマートフォン(高機能携帯電話)を選ぶ人が多くなった。では、買っていい人、悪い人はどう判断するのだろうか?本書にはそのヒントが書かれている。
2012年5月22日
- 図書館ラクダがやってくる: 子どもたちに本をとどける世界の活動
- マーグリート・ルアーズ
- さ・え・ら書房 / 2010年4月1日発売
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【注目(!)の写真絵本】
子どもたちに本をとどける世界中の活動が写真付きで紹介されています。その移動手段は、バスだけでなく、船やゾウやラクダまでが使われています。この本を読めば、元気がわいてきますよ。
2012年5月22日
- ニッポンの書評 (光文社新書)
- 豊崎由美
- 光文社 / 2011年4月15日発売
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【読みやすい新書】
書評と感想文の違いは何ですか?書評家だけでなく、書評ブロガーが多数存在する今、この答えは如何に。これからの書評界を支える人たちが、読者から生まれることを著者は大いに期待している。
2012年5月23日
【大学がわかる】
イギリスの辞典『OED』を引けば、言葉の意味だけでなく、用例を調べられるが、その多くは「初出」らしい。著者は、日本にも同様の国語辞典があれば、随分便利だと言う。図書館でもぜひ揃えたい。
2012年5月23日
- キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書 887)
- 佐々木俊尚
- 筑摩書房 / 2011年2月9日発売
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【読みやすい新書】
つながりという文脈から、禅のことば「主客一体」、茶道のことば「一座建立」が紹介されている。これらの思想は、日本文化のありとあらゆる分野に浸透して来た歴史がある。サービス業はかくありたい。
2012年5月23日
- 四つの四重奏 (岩波文庫)
- T.S.エリオット
- 岩波書店 / 2011年4月16日発売
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【手軽に持ち運べる文庫本】
イギリスの詩人エリオットの後期作品集である。有名な一文「わが初めこそわが終わり」の意味をよくかみしめたい。長い人生において、自分の求めていたものが、遠くではなく近くにあった例は珍しくない。
2012年5月23日
- ネット大国中国――言論をめぐる攻防 (岩波新書)
- 遠藤誉
- 岩波書店 / 2011年4月21日発売
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【読みやすい新書】
中国語で「谷歌」はGoogle、「博客」はブログ、「網民」はネットユーザーのことを意味する。ネット市民は4.5億人にまで達し、若者がその6割を占めている。中国でのネット言論と民主化の関係がよく分かる。
2012年5月23日
- なぜヒトは旅をするのか―人類だけにそなわった冒険心 (DOJIN選書)
- 榎本知郎
- 化学同人 / 2011年1月20日発売
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【生き方を学ぶ】
誰でも若いころには、ふと旅に出たくなる。中には、国内から海外まで探し物の旅を続けたりもする。残っている最古の旅行記は、仏教の教えを求めた中国僧法顕のインド旅行だと本書では紹介している。
2012年5月23日
【仏教がわかる】
五木寛之は、新聞で小説『親鸞』を連載中、立松和平は小説『道元禅師』を2007年に出版しています。立松が62歳で急逝したため最後の対談集になります。
2012年5月23日
- バムとケロのもりのこや
- 島田ゆか
- 文渓堂 / 1994年9月1日発売
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【楽しい絵本】
“バムケロ”でおなじみのシリーズに12年ぶりの新作がでました。こどもの目線になってくりかえし読めば(見れば)、細かな描写に気づき何度でも楽しめます。
2012年5月23日