コケティッシュな魅力を持つ女性ジナイーダと、それにホレてしょうがない若い主人公。ほのかな恋心などなぎ倒す力を持った、冷淡な大人の男。ジナイーダは美しくて賢いのに、それを男をかどかわすくらいにしか使えないっていう倦怠感がなんともいえないですね。しかしロシア文学には崩壊した家族しか出てこないんでしょうか。お父さんがプーチン風でお母さんはヒステリックなのしか読んだことがない。しあわせ家族みたいなの、知ってる人います?
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
洋書
- 感想投稿日 : 2013年10月16日
- 読了日 : 2013年3月25日
- 本棚登録日 : 2013年10月16日
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