ジェイン・エア 上巻 (岩波文庫 赤 232-1)

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本棚登録 : 111
レビュー : 15
ちまやさん イギリス文学   読み終わった 

ジェーン・エアは義母にいじめられ、家を追い出されたにもかかわらず、その義母に「遺言がある」と呼びつけられると、「改心なさったのかもしれない」と駆けつける。しかし、臨終の床の義母は「あなたのことが憎くてしようがなかった!」と言ったきり、ジェーンが握ろうとした手を振り払ったまま、こときれてしまう。そのときのジェーンのまったく動揺せず、さもありなんって冷めてる感じが、すごくいい。そこをわざとらしくなく淡々と描くブロンテ姉も、すばらしい。本当に意地悪な人間は死んでも治らない、そのことを彼女はすでに学んでいるから、驚くこともしないのである。

レビュー投稿日
2012年5月24日
読了日
2014年8月8日
本棚登録日
2012年3月28日
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