面白いが、長すぎる。嫌な人間しか出てこないのはいいとして、スカッとするところがあまりないので、読んでいて辛い。第二帝政期のパリにおける衛生・住宅事情(洗濯屋にまつわるエトセトラ)、アルコール依存、洒落歌、グルメうんちくなどが散りばめられていて、さながらアナール学派的な歴史の教科書として読める。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
フランス文学
- 感想投稿日 : 2013年6月11日
- 読了日 : 2013年4月9日
- 本棚登録日 : 2013年5月1日
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