地動説をめぐる長い長い物語「チ。ー地球の運動についてー」の7巻。
地動説について記述した書籍を「活版印刷」を用いて出版しようと戦う集団の話になってきました。
(ちょっとネタバレ)
6巻の最後でやっと出てきたヨレンタさん。そして、皮肉にも7巻では、ヨレンタの父で異端審問官だったノヴァクが再び物語に関わってくることに。
実際のキリスト教異端審問がどのようなものだったかはわからないけれど、この物語の中では「C教」と呼ばれ、長い間の汚職にまみれたC教に疑問を持つ人々による、新たな活動との戦いが行われていて、ちょっと気を抜くとストーリーから振り落とされそうになりそう。
もう一度読み返して、ちゃんと整理しておかなくちゃ、と思ってます。
「地動説」の書物。どのような形で世に出ることになるんでしょう。そして、そこまでの道のりで、何人の人たちが命を落とすことになるんでしょう…。
戦いは恐ろしい…。
覚悟を持って行動する人たちの姿には畏怖を感じます。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2022年4月3日
- 読了日 : 2022年4月3日
- 本棚登録日 : 2022年4月3日
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