冒頭部分はかなりすっ飛ばして読んだけど、冒険譚だけあってぐいぐいと引きこまれた。主人公 Bilbo の家系の紹介や、dwarf ひとりひとりの似たような名前がややこしいが(その割には個々のキャラクターがあまり際立ってないので13人も出てくる必要があったのかは疑問)、総じて英文でも読みやすかった。
物語はさまざまな苦難を乗り越え、もともと dwarf たちのものだった山や財宝を無事取り戻してめでたしめでたしなのだが、物語はそこで終わらず Bilbo が自分の家に帰り着くところまで追っている。
久しぶりに自分の家にたどり着くと、そこには村人などが集まってせっせと家財道具のオークション中。家の主が戻ってこないので死んだとみなされちゃったようなのだ。慌てて買い戻す Bilbo くん。ファンタジー世界の冒険譚なのに何だか妙に現実的なオチがついておりました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
English Novel
- 感想投稿日 : 2013年6月21日
- 読了日 : 2013年6月19日
- 本棚登録日 : 2013年6月19日
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