宗悦論としては、民芸思想と浄土思想の平行関係。
浄土思想に関する論としては、法然から親鸞をへて一遍へと続く道を跡付けたこと。とくに手垢にまみれた民芸の美を発見した柳だからこそ、それまで過小評価されていた一遍の再評価を可能とした。
これに法然の前に叡空を加えてくれていたら、
もっとすわりがいいのだが、そこまでは論じられていない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
浄土思想
- 感想投稿日 : 2012年7月11日
- 読了日 : 2012年7月10日
- 本棚登録日 : 2012年7月11日
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