クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2008年4月15日発売)
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本棚登録 : 4817
感想 : 448
3

★3.5
戯言シリーズの1作目。孤島の館に集められた、天才たちと館の主人とメイドたち。個々のキャラクターや表紙イラストだけを見ると緩い印象を受けるけれど、起こる事件はなかなか残忍で一筋縄ではいかない感じ。そして、トリック自体は難しくないものの、後出しジャンケン的に事件の意外な真相が明かされていくのが面白い。と同時に、独特の言葉遊びも心地良くて軽く癖になる。それにしても、シリーズ1作目にも関わらず、実は2作目?的な構成が良い意味で狡い(笑)。いーちゃんこと主人公で語り部の“僕”と玖渚友の過去が気になる!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ:  な行
感想投稿日 : 2017年6月27日
読了日 : 2017年6月27日
本棚登録日 : 2017年6月27日

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