O女史オススメ本。ちょっととぼけた感じに見えてしまうかわいい死神(本ではクールと書かれているが)の短編集。
非現実的とかファンタジーものが苦手な私にもなかなか楽しめた一冊。
や、ある意味、現実的なのかな?
情に流されたりすることなく、これを可にするのかと思わせるところが、現実はこんなものかもしれないと思ったり。
また、短編集でも最後の話で若干の回収をしてくれるのがちょっと嬉しいところ。
この話で時間が流れているのを初めて理解して、死神というのがやはり非現実的な存在だったんだなと気がつかされたけど、
連作短編に思わせないでおきながらというところが、ちょこっとサービスしてもらった感があるかな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2018年9月23日
- 読了日 : 2018年9月23日
- 本棚登録日 : 2018年9月23日
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