季節はうつる、メリーゴーランドのように

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店 (2015年7月25日発売)
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本棚登録 : 221
感想 : 30
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主人公のふたりにめちゃくちゃイライラした。冬子はなにがしたかったの?ただのかまってちゃんにしか見えないよ。夏樹も夏樹でうじうじしてて女々しくてやだ。亜季にも捨てられてしまえばいい。亜季が一番かわいそうだ。たとえ結婚したとしても本当に冬子を忘れられるわけがないだろうし。妹の名づけに少し違和感を感じていたけれどなんてことない、先入観をもとにした名前トリックだ。聖奈とのシーンで感じた違和感もそれだ。あやめ池遊園地が出てくるので関西人としては感慨深い。各章の最後になんとなくイライラする同じ文言がずっとあって最終章で”キセツ”という構成。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書館
感想投稿日 : 2015年11月20日
読了日 : 2015年11月20日
本棚登録日 : 2015年11月20日

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