世界地図の下書き

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本棚登録 : 2470
レビュー : 395
著者 :
すずめさん 読みました。   読み終わった 

朝井リョウさんの小説を読むのはこれが2冊目です。
以前読んだ『星やどりの声』につづき、今回も子供たちが主役の物語でした。

「逃げること」を肯定してくれる物語を、実は多くの人が望んでいたのかもしれないなぁ…と思います。
「逃げることは恥ずかしいことだ」と言う人もたくさんいます。
しかし、そういった声に逆らって逃げることを選択するということは、逃げずに立ち向かうことと同じくらい勇敢なことだと思いました。

ラストシーン、幻想的な情景と相まって、本書にこめられたメッセージがじんわりと胸に広がります。
この子たちが幸せであってほしい、と、祈らずにはいられませんでした。

…そして、この物語を『世界地図の下書き』と名付けた朝井さんのセンスにやられてしまいます。

レビュー投稿日
2013年8月8日
読了日
2013年8月8日
本棚登録日
2013年8月8日
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