黒猫のいない夜のディストピア

著者 :
  • 早川書房 (2018年12月5日発売)
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本棚登録 : 293
感想 : 44
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黒猫の美学講義ミステリー、第2部がはじまります。

前作でようやく黒猫の恋人となった助手ですが、彼とのあいだになにやら気まずい出来事があった様子。
そんなときに目の前に現れたのは、全身白ずくめの自分にそっくりな女性。
不可解な行動をとる母、住民の反対を受ける奇抜な街の再開発計画、それにポーの「ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語」…
今回もいつのまにか謎の渦中に置かれてしまった助手から目が離せませんでした。

今作では、出張中の黒猫に代わり、新たな登場人物・灰島が助手と行動をともにします。
なかなか性格がひねくれた美学者ですが、今までの登場人物たちとは一味違ったキャラクターでおもしろかったです。(彼もまた眉目秀麗…)
おそらく第2部では彼の美学講義を聞く機会も増えそうなので楽しみにしています。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 読みました。
感想投稿日 : 2020年8月22日
読了日 : 2020年7月18日
本棚登録日 : 2020年8月22日

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