14歳の少年少女に向けた、読書術の本。
まえがきの語り口、最近読んだような…と思ったら、『広辞苑の中の掘り出し日本語』(バジリコ)の永江朗さんでした。
本との出会い方、おすすめの読書法などなど「本の楽しみ方はただ読むだけじゃない!」…ということを様々な角度で紹介しています。
例えば、「写真集をカメラのファインダーごしに見てみる」というのはおもしろそうでした☆
その発想はなかったです!
第1章「変わるために本を読む」は、とても説得力がありました。
本を読むことは、自分を、他者を、世界を知ること。
好奇心のトレーニングであり、人生のシュミレーション。
平易な言葉とわかりやすい例示で、「だから本は読んでおくといい」という主張が頭にスッと入ってきました。
改めて気付かされたことは、書店や図書館を日常的に利用しない人にとっては、「書店/図書館はどれも同じもの」という印象があるということ。
「どこでも同じ品ぞろえなのだから、どこに行っても同じ」と思っている人に、その書店/図書館の個性をアピールするにはどうするか。
日々、意識しながら業務に当たりたいと思いました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
本の本。
- 感想投稿日 : 2012年9月19日
- 読了日 : 2012年9月19日
- 本棚登録日 : 2012年9月19日
みんなの感想をみる