奇想と微笑―太宰治傑作選 (光文社文庫)

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本棚登録 : 1216
レビュー : 83
著者 :
制作 : 森見 登美彦 
すずめさん 読みました。   読み終わった 

登美彦氏が「ヘンテコであること」「愉快であること」をテーマに選んだ太宰作品19編。
登美彦氏は編集後記で「私は、太宰が手を替え品を替え読者を愉快にさせようとしている作品が好きである」と書かれていますが、太宰治のサービス精神や愛矯が感じられる作品が多かったです。
テーマがテーマだけに、自虐性の弱い太宰作品が多いので気軽に楽しめました。

「走れメロス」「ロマネスク」などの有名どころもあれば、「『井伏鱒二選集』後記」などの初めて読む文章もあり。
「黄村先生言行録」は思わず笑ってしまいました。
「親友交歓」は何度読んでも中間でお腹の中がムカムカするのですが、最後になると妙な清々しさを感じてしまいます。

太宰流ユーモアのセンスに惚れ惚れしてしまう1冊でした。

レビュー投稿日
2013年12月14日
読了日
2013年12月12日
本棚登録日
2013年12月14日
9
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