世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書)

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本棚登録 : 1710
レビュー : 243
すずめさん ヤングアダルト。   読み終わった 

数学者は自然界の中で、すでにそこにあるのに誰も気づいていないものを、そっと見つけ出してくるんですね。
なんだか化石の発掘のようだな、と思いました。

小川洋子さんと同じく、私も数学というと「無機質で感情のないものを、冷徹な心を持った人が論理的にやっている学問」という印象でした。
ですが、この本を含めいろいろな本を読むにつれ、数学がとても美しい学問で、数学者は高い美意識を持ったロマンチストなのだ、と思うようになりました。
今まで敬遠していた自然科学との距離を縮めるべく、ちょびちょびと入門書を手にとってみたり。

それから第一部第一章の「恋する数学者たちの集中力」、すてきなものを読んだなー、と思います。
恋愛小説よりも、胸がきゅーんとなるものがありました。

余談ですが、ちくまプリマー新書はわかりやすいのにくだけすぎず、読みやすくて嬉しいです。
さらに、装丁がクラフト・エヴィング商會というところもとっても贅沢な気分になります。

レビュー投稿日
2010年7月14日
読了日
2010年7月14日
本棚登録日
2010年7月14日
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