寺田寅彦 科学者とあたま (STANDARD BOOKS)

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本棚登録 : 185
レビュー : 18
著者 :
すずめさん エッセイ。   読み終わった 

寺田寅彦の文章を読むたび、感覚の鋭さにしびれてしまう。
本職は科学者ですが、バイオリンや絵をたしなむ芸術家でもあり、今でも人々を刺激して止まない随筆家でもある著者。
学問の垣根を越えて、知の海を自由自在に泳ぎまわる姿を想起させられます。

特にうなってしまったのは「物売りの声」。
当時はすでになくなりつつあった物売りの声を記録・保存してアーカイブしたらいいんじゃないか、と何気なく書いていますが、これって1930年代の日本ではかなり先進的な考えなのでは…。

どんなことにも興味をもって観察・考察している様子が伝わってきました。
「おもしろがること」は著者の原動力でもあり、魅力でもあるのだと思います。

レビュー投稿日
2016年12月19日
読了日
2016年12月8日
本棚登録日
2016年12月19日
3
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