(015)庭 (百年文庫)

3.56
  • (2)
  • (12)
  • (12)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 69
レビュー : 18
すずめさん 百年文庫。   読み終わった 

『白いウズラ』は庭作りにすべてを捧げる妻の狂気的な様に、寒気をおぼえました。
『金魚撩乱』は背表紙に書かれている紹介よりも、もっと生臭い内容でした。
人間と金魚が放つ生臭さは、まるで苔むした水槽の水をぶちまけたようで。
狂気的な人間の姿は、背筋をぞわりと波立たせ、落ち着かない気分にさせられます。

私は「庭」という言葉を聞くと、ぽかぽかと太陽の光に包まれたあったかいイメージを抱きます。
…が、この「庭」はイメージとは違う「庭」を覗いてしまった気分になりました。

-------------------------------
◆収録作品◆
梅崎 春生 『庭の眺め』
スタインベック 『白いウズラ』
岡本 かの子 『金魚撩乱』
-------------------------------

レビュー投稿日
2010年12月11日
読了日
2010年12月11日
本棚登録日
2010年12月11日
1
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『(015)庭 (百年文庫)』のレビューをもっとみる

『(015)庭 (百年文庫)』のレビューへのコメント

まっきーさん (2015年9月6日)

すずめさん

コメントありがとうございました。

百年文庫素敵ですよね。シンプルだけど贅沢で好きです。

すずめさんとは「本」の1冊だけ、共読で他はかぶっていないので、
100冊のうちどれを選んだらいいのか、毎回迷う(図書館で借りてます)ので、
参考になりました。

「庭」こわ面白そうですね。「庭」はほのぼのしたイメージだったので
思い描いていたのとは違い楽しみです。

コメントをする場合は、ログインしてください。

いいね!してくれた人

ツイートする